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  • 齋藤薫のボディコンシェルジュ
  • Vol.08

くびれで踊る社交ダンス、踊れるようになった頃にはもう、美しい体が完成している!

Vol.08

くびれで踊る社交ダンス、
踊れるようになった頃にはもう、美しい体が完成している!

60代半ばからの社交ダンス

60代半ばになる知り合いが、社交ダンスを習い始めた。体は動くの? 足はもつれない? ハイヒールを履いて踊れるの? 矢継ぎ早の質問に彼女はこう答えた。レッスンがもう楽しくて楽しくて。終わったそばから行きたくなるほど。

先生となるパートナーを自ら選べるというシステムらしく、10人ほどの男性の先生全員に、一人一人簡単な指導を受けて、その上で誰に習うかを決めることができるのだという。なんだかそこからして、聞いているだけでトキメいてくる話。お気に入りの先生を見つけたこと自体も楽しくて楽しくて、なのだろうけれど、彼女のちょっと興奮気味に思えるほどの元気は、やはり体を動かしていることの喜びから来るものなのだろう。

もともとは運動不足の解消のためだったと言うけれど、いわゆるエクササイズはどうしても続かず、結果として行き着いたのが社交ダンスだったという。確かに単なるトレーニングではない、音楽に合わせて体を動かすダンスには、やはり特別な力があるのだろう。

幸せ元気ホルモンのスイッチが見事にオンになる

実際に、ダンスには元気を生む幸せホルモン「セロトニン」や「ドーパミン」の分泌を高める力があると言われる。まずセロトニンは元気を体内で作る“特効薬”ともいわれるもの。自然に増えてくると、脳が覚醒して、気持ちも安定し、あらゆることへの意欲が湧いてきて結果元気になれる。そのセロトニンを増やす決め手は、よく“早起きして太陽の光を感じること”と言われるけれど、これに“体を動かすこと”と“スキンシップを取ること”も加えて、セロトニンを増やす三大要素とされている。

まさに社交ダンスは、定期的にレッスンに出かけて、パートナーに導かれながら、体を動かし……というふうに、そのままそっくり元気の素を生む三代要素に他ならない。ましてや、セロトニンがちゃんと出ているかどうかは一目でわかるとも言われ、それは引き締まった表情とパッチリした目、そしてピンと伸びた姿勢、この3つがある人は、紛れもなくセロトニンによる元気がみなぎっている人なのだとか。

まさに元気が形の美しさとして現れるわけで、だからセロトニンを高めることは大人の女性に極めて重要とされるのだが、奇しくもそれはそっくり、ダンスをする時の美しさに通じること。背筋がピンと、は言うまでもなく、華やかでありながらも引き締まった表情や、喜びに満ちた輝く瞳は、社交ダンスには欠かせないもの。そういうものがにわかに手に入り、レッスンに行けば行くほどその全てが本物になってくるわけで、これは楽しくて楽しくて仕方ないと言うのもうなずける。

ちなみになぜスキンシップも大切かと言うと、愛情ホルモン「オキシトシン」は、家族やペットに触れることで生まれる幸せホルモンとして今最も注目を集めているものだが、このオキシトシンが、セロトニンの分泌を高める役割をするのだとか。加えて、ともかく外に出て誰かと会うこと自体も、セロトニンを活性化する働きを持つというから、ダンスのレッスンはまさに最適なのだ。

そしてもう一つの幸せ元気ホルモン「ドーパミン」は、何か新しいことに挑戦する時に必ず湧き出すもの。また、誰かに褒められることによっても分泌が高まるものと言われる。まさしく、新たにダンスを習い始めること、そして先生に「なかなかスジがいいですね」なんて褒められることでもどんどん出てしまうはずで、それによってまた新たに次の意欲が生まれていくというのが、このホルモンの特徴。

くびれで踊るダンスには、日々の補整下着×暗示効果

いずれにしても、元気と幸せが渦巻くようなホルモンの恩恵も手伝って、60代半ばで社交ダンスを始めたその人は、今本当に人生最高の時を迎えているのかもしれない。

何だか羨ましいような話だけれども、じつはもう一つ、社交ダンスを始めて本当に良かったと心から言えることがあると彼女は言った。それは、ウエストが細くなり、くびれができたこと。

社交ダンスは、“ウエストのくびれで踊るもの”とも言われるほど、そこがある意味の起点となる。ご存知の通りパートナーは女性のくびれに手を当てて、ダンスをリードするわけで、くびれがないとサマにならないという見方もあるほど。

そもそもがくびれは、その存在を忘れてしまうと、みるみるなくなっていってしまう。逆に言えば、頭でいつも意識しているだけで、くびれのあるプロポーションを保つことにもなるわけで、常に忘れないでいるためにもダンスはとても良い方法。

いえいえ、そればかりかむしろくびれを作るためにこそ社交ダンスを始める人もいるはずで、だから提案したいのが、社交ダンス×日々の補整下着。補整下着をつけたら、自由に体が動かせないのでは? そんなイメージを持つ人もいるはずだけれど、今は全く締め付けることなく体も自由にしなやかに動かせる進化系の補整下着も生まれている。

日常生活の中では、当たり前のように補整下着をつけることで、物理的にくびれを作る一方、お稽古でも補整下着を着けてくびれを意識しながら踊り、まさしく「日常の補整下着×暗示効果」の相乗作用により作った美しいくびれで、社交ダンスがさらにうまく見えるという一石二鳥。

くびれは、頭で意識することと、補整下着でナチュラルに無理なくサポートすること、両方が相まった時、最短コースで作ることができる……そう考えても良いのではないか。

ある意味良いことずくめの社交ダンス。優雅にステップを踏めるようになった頃には、もう美しい体も出来上がっている。こんな素敵なエイジングケアってあるだろうか。

美容ジャーナリスト/エッセイスト 齋藤薫

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

ダイアナの補整下着でプロポーションづくり

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