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病気や諸症状における注意点 その③特定疾患1

糖尿病・肝機能異常

●糖尿病

 

膵臓から分泌されるインスリンの欠乏または不足によって血液中の糖が増加し、血糖値が慢性的に高い状態が続く病気です。ご飯やパン、砂糖、果物などに含まれる炭水化物は、体内で消化吸収されるとブドウ糖になり、血液中に入っていきます。この血液中のブドウ糖のことを血糖といい、血糖はインスリンというホルモンの働きによって、筋肉などの細胞に取り込まれて体を動かすエネルギー源となります。

 

健康な人では、インスリンやその他のホルモンによって血糖値は常に一定に調整されていますが、インスリンの作用が不足すると細胞にブドウ糖がうまく取り込まれず、血液中にブドウ糖があふれてしまい血糖値が高くなります。やがて過剰な糖は糖毒素となり、細胞や血管を傷つけてしまいます。糖尿病で失明したり、指先が壊死したりする場合があるのはこのためです。

 

●肝機能異常

 

肝臓は、異常があっても症状が現れにくく、自覚症状が出る頃には病状が悪化していることが多いため、“沈黙の臓器”と呼ばれています。肝臓の病気には、肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝臓がんなどがあり、最も多いのがウイルス感染による「ウイルス性肝炎」で、生活習慣と深い関わりがあるのが「脂肪肝」です。

 

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脂肪肝は肝細胞の内部に中性脂肪が過剰に蓄積した状態です。ガチョウや鴨の肝臓を強制肥育によって肥大化させた高級食材フォアグラも実は脂肪肝です。遺伝もありますが、原因の多くはお酒の飲み過ぎ、高カロリー食、肥満、ストレスなどで起こります。一般的に自覚症状が無く、まれに黄疸(皮膚や白眼の部分が黄色く変色する症状)や吐き気、嘔吐、腹部の圧痛を伴うことがあります。

 

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アルコールや薬物、毒性物質とは関係がなく、脂肪肝を放置すると発症する病気。肝臓に炎症が起こり、「線維化」といって肝細胞が硬くなります。さらに重症化すると肝硬変や肝臓がんに進行します。

 

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