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リンパの知識 その③リンパのバランスが崩れる要因

リンパのバランスが崩れやすい人

血液のように心臓というポンプ機能がないリンパは、自分で管を収縮させながらリンパ液を流す自動運搬機能と、筋肉や血管の動き、呼吸などの刺激で流れています。運動不足や冷えなどによって、それらの刺激が少なくなると、リンパの流れも滞ってしまうのです。また、食事のバランスが崩れると、血液中のバランスが崩れ、それをリンパが補おうと働いてしまうため、バランスを崩してしまいます。現代の暮らしでは、運動不足や加齢、冷え、ストレス、偏食生活、塩分の摂り過ぎ、腎機能の低下など、リンパのバランスが崩れる要因がたくさんあります。

 

●リンパのバランスが崩れやすい人
筋力が低下している人
筋肉は収縮することで、リンパ管や血管を押すポンプのような役割をしているので、筋力が弱くなると血流が悪くなってむくみやすくなります。特に脚の筋力が弱くなると、脚に溜まったリンパ液や血液が上半身へ戻りにくくなり、脚がむくみます。

デスクワークの人
立ち仕事と同じくらい脚にリンパ液が溜まりやすくなっています。特にデスクワークの場合、ふくらはぎのむくみがひどくなるという人が多いようです。

立ち仕事の人
長時間の立ち仕事は、脚にリンパ液が溜まりやすくなり、疲労すると筋肉に乳酸が溜まってきます。
その結果、リンパの循環が悪くなり、むくみが現れます。

きつい冷房の中にいる人
女性は筋肉が少ないので、一度冷えすぎると温まりにくく、血行が悪くなります。そのためリンパの流れも悪くなってしまいます。

高齢者
年齢が高くなると筋力の低下とともに筋肉も少なくなり、ポンプ作用が働きにくくなります。

肥満の人
太っている人は、リンパの流れが停滞しやすくなります。また、心臓の血液を押し出す力が弱くなり、むくみやすくなります。

生理前の人
女性は生理によって周期的にホルモンの分泌が変動し、バランスを崩しやすくなっています。特に生理前には顔のむくみなどを起こすことがあります。

睡眠不足の人
睡眠は自律神経の働きを整えてくれます。睡眠不足の人は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、むくみの原因になります。

偏った食生活の人
間違ったダイエットにより食事の量を極端に減らすなど、体に必要な栄養素が不足すると、血流が悪くなり、自律神経の働きが悪くなったりしてむくみを引き起こします。

水分を摂り過ぎる人
「水をたくさん飲むと良い」のは水分をバランス良く排泄できる人です。汗や尿で排泄されない水分が体に溜まってむくみの原因になります。特に就寝前の水分の摂り過ぎはむくみの原因になります。

塩分の摂り過ぎの人
体には、塩分濃度を一定に保つ作用があります。 塩分濃度が高くなると、水分を増やして調節しようとするためにむくんでしまいます。

アルコールの摂り過ぎの人
お酒の飲み過ぎは、体内の水分を失い、血液濃度が高くなります。それを防ごうと血管内に水分を取り込み、血液濃度を低くしようとすることで、取り込んだ水分の一部がむくみとなります。

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